今いる場所を知る・移動する
このページのゴール:pwd / ls / cd / open . が使えるようになる
所要時間の目安: 15分動作確認日: 2026-08-05Macintosh HDパソコン全体(いちばん外側)
Users利用者ごとの部屋
あなたの名前= ホームフォルダ(~)
dev1-5で作った作業用フォルダ
外側から順に「/」でつなぐと…
パス: /Users/あなたの名前/dev
フォルダの「住所」を1本の文字列にしたものがパスです。
手順
1. 今いる場所を表示する — pwd
ターミナルを開いた直後は、必ずホームフォルダにいます(1-2)。 本当にそうなのか、コマンドで確かめます。
pwd
/Users/あなたの名前
この表示がパスです(1-2)。 「Usersの中の、あなたの名前フォルダにいます」という意味です。 上の図で、自分の現在地を指でなぞってみてください。
2. ここに何があるか見る — ls
ls
Desktop Downloads Movies Pictures dev
Documents Library Music Public
Finderでいつも見ているフォルダと、同じ名前が並びます。
1-5で作った dev もあるはずです。
ターミナルとFinderは、同じ場所を別の窓から見ているだけです。
3. 作業フォルダへ移動する — cd
cd ~/dev
実行しても、何も表示されません。
移動系のコマンドは、成功すると黙って終わります。
その代わり、プロンプトの ~ の部分が dev に変わっています。
4. 移動できたか確認する
pwd
/Users/あなたの名前/dev
dev で終わるパスが出れば、移動できています。
「移動したら pwd で確認」を癖にしてください。
迷子になる前に気づけるようになります。
5. Finderで答え合わせする — open .
open .
Finderのウィンドウが開き、dev フォルダの中が表示されます。
.(ドット1つ)は「今いる場所」を表す記号です。
つまり「今いる場所をFinderで開いて」という指示になります。
場所が分からなくなった時の、確実な答え合わせの手段です。
6. 1つ上に戻る — cd ..
cd ..
..(ドット2つ)は「1つ上のフォルダ」を表す記号です。
pwd で確認すると、/Users/あなたの名前 に戻っています。
図で見ると、dev から1段だけ上に登った形です。
7. どこからでもホームに帰る
cd
cd とだけ打つと、どこにいてもホームフォルダに戻ります。
現在地が分からなくなったら、これで一度帰ってやり直せます。
「pwd で確認、迷ったら cd で帰る」。この2つで迷子は怖くありません。
✅ ここまで出来たらOK
pwd
期待される表示:cd ~/dev の直後に打つと /Users/あなたの名前/dev と表示される
そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。
📖 出てきた言葉
pwdprint working directory / ピーダブリューディー
今いるフォルダのパスを表示するコマンド。 迷ったらまずこれ。「今どこ?」に一瞬で答えてくれる。
lslist / エルエス
今いるフォルダの中身を一覧表示するコマンド。 Finderで見える一覧と同じもの。作ったはずのファイルの確認に毎回使う。
cdchange directory / シーディー
指定したフォルダへ移動するコマンド。cd だけ打つとホームフォルダに戻る。
この先の作業は、ほぼ毎回 cd ~/dev で始まる。一番打つコマンドになる。
カレントディレクトリcurrent directory / カレントディレクトリ
ターミナルが今いるフォルダのこと。pwd で表示される場所。
全てのコマンドはここを基準に動く。「結果が違う」の原因はほぼこれ。
cd: no such file or directory: /Users/あなたの名前/dev と出る
和訳:「そんなフォルダはありません」。
1-5で dev フォルダを作っていないと、このエラーになります。
1-5に戻り、Finderで dev を作ってから進んでください。
zsh: no such file or directory: cd~/dev のように出る
cd と ~/dev の間の半角スペースが抜けています。
cd~/dev 全体が1つの名前だと誤解され、探して見つからなかった状態です。
コマンドと場所の間には、必ずスペースを1つ入れます。
コピーボタンを使えば、この間違いは起きません。
open . を実行したのにFinderが見当たらない
別のウィンドウの後ろに開いていることがあります。
⌘Tab(1-4)でFinderに切り替えて確認してください。