非エンジニアのためのClaude Code
手順の表示

Windowsは機種や世代で画面表示が異なることがあります。手順と実際の画面が違ったら、 スクリーンショットを撮ってClaudeに聞いてください(聞き方は5ステップ目)。

ここは仕組みから学ぶ「詳しい版」です。設定を終わらせたいだけなら 全10ステップの手順書 が近道です。

Phase 6|世に出す全3ステップ中 2つめ

世界に公開する

このページのゴール:自分の作品のURLが発行され、スマホからも見られる

所要時間の目安: 30分動作確認日: 2026-08-15

手順

1. 公開できる形に書き出す設定をする

手元で動いている状態と、人に見せられる状態は別物です。 配って回れる「完成品の一式」に書き出す設定を、Claudeに頼みます。

npm run dev が動いていたら、Ctrl+C で止めてください。 そのうえで、アプリのフォルダでClaude Codeを起動します。

ターミナルに貼り付ける
claude

起動したら、こう頼みます。

Claudeの入力欄に貼る

このNext.jsアプリを、Surgeで公開できるようにしたいです。 next.config.ts に output: "export" を追加して、 npm run build を実行すると out フォルダに 完成品一式が書き出される状態にしてください。 画像まわりの設定も、静的書き出しで動くように直してください。

Claudeが設定ファイルを書き換えます。何をしたか説明も返ってきます。

2. 書き出す

ターミナルに貼り付ける
npm run build

エラーなく終わると、out というフォルダができます。 この中身が、そのまま世界に出る「完成品」です。

⚠️ ここでエラーが出たら、全文をコピーしてClaudeに貼ってください(2-7の型)。手元で直してから先に進みます。

3. Surgeのアカウントを作る

公開先には Surge を使います。HTMLの一式を、コマンド1つで公開できるサービスです。

ターミナルに貼り付ける
npx surge login

初回は少し待つと、次の順に聞かれます。

  1. email: → メールアドレスを打ってEnter
  2. password: → 決めたパスワードを打ってEnter

使ったことのないメールアドレスなら、その場でアカウントが作られます。 登録ページを開く必要はありません。

⚠️ パスワードを打っても画面には何も表示されません。それが正常です。

4. 公開する

いよいよです。

ターミナルに貼り付ける
npx surge out 好きな名前-数字4桁.surge.sh

⚠️ 黄色の部分をあなたの値に書き換えてください

{{好きな名前}} と {{数字4桁}} は、自分で決めて置き換えてください。 たとえば tanaka-hajimete-2846.surge.sh のようにします。

数字を混ぜるのは、他の人と名前がぶつかるのを避けるためです。 世界中の人が同じサービスを使っているので、短い名前はすでに取られています。

しばらく待って Success! と出れば完了です。

5. スマホで開く

表示されたURLを、自分のスマホのブラウザで開いてください。

パソコンと同じ画面が出たら成功です。 そのURLは、いま世界中の誰でも開けます。友達に送ってみてください。

✅ ここまで出来たらOK

確認すること:発行された https://〜.surge.sh のURLが、スマホのブラウザで表示される

そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。

6. 直したら、もう一度同じ手順

作品を直したくなったら、この2つを順に打つだけです。

ターミナルに貼り付ける
npm run build
ターミナルに貼り付ける
npx surge out さっきと同じURL

⚠️ 黄色の部分をあなたの値に書き換えてください

同じURLに上書きされます。新しいURLは増えません。

7. 公開をやめる

取り下げたくなったら、これで消せます。

ターミナルに貼り付ける
npx surge teardown 消したいURL

⚠️ 黄色の部分をあなたの値に書き換えてください

知っておいてほしいこと

⚠️ URLを知っている人は、誰でも見られます。 パスワードはかかっていません。検索には出にくいですが、「見られて困るもの」は置かないでください。個人情報や、お客さんの資料は特にそうです。

公開したものの一覧は、いつでも確認できます。

ターミナルに貼り付ける
npx surge list

📖 出てきた言葉

Surgeサージ

HTMLの一式をコマンド1つで公開できるサービス。アカウントはメールアドレスとパスワードだけで作れる。 GitHubの設定なしで、その日のうちにURLが出る。最初の公開先として迷う理由がない。

デプロイdeploy / デプロイ

作ったものを、人が使える場所に配置して動かすこと。「公開する」とほぼ同じ意味で使われる。 この先どのサービスを使っても「デプロイ」という言葉で説明される。動作は今日やったことと同じ。

静的サイトstatic site / セイテキサイト

あらかじめ完成させたHTMLを、そのまま配るだけのサイト。見る人によって中身が変わらない。 Surgeで公開できるのはこの形。速くて安く、壊れにくい。最初の作品はこれで十分。

npm run build でエラーが出て out フォルダができない

静的書き出しに対応していない書き方が、どこかに残っています。 エラー全文をコピーして、Claudeにこう頼んでください。

「このエラーを直して、静的書き出し(output: export)で build が通る状態にしてください」

自分でどこを直すか考える必要はありません。

その名前はもう使われています、と言われた

先に誰かが同じ名前で公開しています。 数字を変えるか、名前を長くして、もう一度実行してください。

URLを開いたら真っ白 / 画面が崩れている

画像やスタイルの読み込みに失敗している可能性が高いです。 ブラウザで右クリック→「検証」→ Console タブを開き、赤い文字が出ていたらスクリーンショットを撮ってClaudeに貼ってください(2-7の型)。

開いたばかりのURLが「接続できません」になる

公開の直後は、住所の登録が世界に行き渡るまで1〜2分かかることがあります。 少し待ってから、ブラウザを強制的に再読み込みしてください。

Macは ⌘ + ⇧ + R、Windowsは Ctrl + ⇧ + R です。