世界に公開する
このページのゴール:自分のアプリのURLが発行され、スマホからも見られる
所要時間の目安: 30分動作確認日: 2026-08-05自分のMac
ローカル=手元で作る
GitHub
コードの保管場所
Vercel
URLを発行
世界中のスマホ・PC
誰でも見られる
一度つなげば、あとは push するたびに自動で世界に反映されます。
手順
1. アプリをGitHubに上げる
5-5でやった流れの再利用です。
my-app は最初からGitの管理下にあります。ひな形の生成時に自動で設定されるためです。だから git init は不要です。記録とアップロードだけを行います。
cd ~/dev/my-app
git add -A
git commit -m "はじめての公開"
gh repo create my-app --private --source=. --push
ブラウザでGitHubを開き、my-app リポジトリが見えることを確認してください。
2. Vercelのアカウントを作る
VercelはNext.jsを開発している会社の公開サービスです。個人の小さなアプリ向けの無料プランがあります。料金の詳細は公式の料金ページで確認してください。
https://vercel.com を開き、アカウント作成に進みます。
「Sign Up」から進み、「Continue with GitHub」を選びます。GitHubのアカウントでそのまま入れます。GitHub側で許可を求められたら承認します。
新しくパスワードを作る必要はありません。5-3で作ったGitHubアカウントが、そのまま鍵になります。
3. リポジトリをImportする
Vercelのダッシュボード(管理画面)に、あなたのGitHubのリポジトリ一覧が表示されます。
「Add New...」→「Project」と進み、一覧の my-app の横にある「Import」を押します。
4. Deployを押して待つ
Importの後に設定画面が出ますが、何も変えなくて大丈夫です。
「Deploy」を押します。1〜3分ほど待つと完了画面に変わり、アプリの画面写真が表示されます。
これが「デプロイ」です。あなたのアプリが、Vercelのサーバー上で動き始めました。
5. URLをスマホで開く
完了画面に、発行されたURLが表示されています。https://my-app-xxxx.vercel.app のような形です。
そのURLを自分のスマホに送って、開いてみてください。LINEのKeepメモや、自分宛のメールで送るのが手軽です。
Wi-Fiを切って、モバイル回線でも開けるか試すと確実です。自宅のネットワーク経由ではなく、本当に「世界から」見えている証明になります。
6. これからは push するだけ
上の図のとおり、VercelはあなたのGitHubリポジトリを見張っています。
以後、git push するたびに、Vercelが自動でアプリを作り直して公開し直します。これが「自動デプロイ」です。公開ボタンをもう押す必要はありません。
試しにClaudeに見た目を少し変えさせて、5-5の流れでpushしてみてください。数分後、同じURLの中身が変わります。
✅ ここまで出来たらOK
確認すること:発行されたURLを、自分のスマホのブラウザで開けた
そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。
おめでとうございます。あなたが作ったものが、いま世界中のどこからでも見られます。Phase 0でMacのチップ名を調べたところから、全てはこの画面のためでした。
📖 出てきた言葉
デプロイdeploy / デプロイ
作ったアプリを、みんなが使えるサーバーに配置して動かすこと。「公開する」のエンジニア用語。 Claudeとの会話にも公式ドキュメントにも頻出する。この言葉が分かると資料が読めるようになる。
VercelVercel / ヴァーセル
Next.jsの開発元が運営する、アプリの公開サービス。GitHubと繋ぐと、pushだけで公開まで自動で行われる。 サーバーの知識ゼロでも、URLの発行までたどり着ける。初めての公開先に最適。
自動デプロイジドウデプロイ
GitHubへのpushを合図に、公開作業が自動で走る仕組み。手動の「公開ボタン」が不要になる。 更新のたびの手作業が消える。「直したのに反映し忘れた」という事故もなくなる。
Importの一覧に my-app が出てこない
VercelとGitHubの連携範囲に、そのリポジトリが含まれていません。
一覧の近くにあるGitHub設定の案内から、my-app へのアクセスを許可してください。
許可の画面はGitHub側で開きます。承認したらVercelに戻って再読み込みします。
「nothing to commit, working tree clean」と出た
和訳:記録すべき変更はありません。 すでに全部記録済み、という意味です。エラーではありません。 そのまま次のコマンドに進んでください。
Deployが「Error」で失敗した
赤い表示のログ(実行の記録)をコピーして、Claudeに全文を貼ってください(2-7の型)。
手元で npm run build を実行すると、同じエラーを再現できることが多いです。
直したら、commitしてpushすれば自動でやり直されます。
gh repo create でエラーが出た
5-4の認証が切れている可能性があります。
gh auth status で状態を確認してください。
エラー全文をClaudeに貼れば、原因を特定してくれます。