非エンジニアのためのClaude Code
手順の表示

Windowsは機種や世代で画面表示が異なることがあります。手順と実際の画面が違ったら、 スクリーンショットを撮ってClaudeに聞いてください(聞き方は5ステップ目)。

ここは仕組みから学ぶ「詳しい版」です。設定を終わらせたいだけなら 全10ステップの手順書 が近道です。

Phase 2|ターミナル全7ステップ中 5つめ

道具を入れる仕組みを用意する

このページのゴール:コマンド1つで開発道具を入れられる状態になる

所要時間の目安: 20分動作確認日: 2026-08-15

手順

Mac の場合

Macには、この仕組みが入っていません。Homebrew というものを入れます。

1. インストールコマンドを実行する

下のコマンドは Homebrew公式サイト に載っているものです。 コピーして、ターミナルに貼り付けてEnterを押してください。

ターミナルに貼り付ける
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

長い1行ですが、意味は「公式の設置プログラムを取ってきて実行して」です。

2. Enterとパスワードで進める

途中で英語の確認が2種類出ます。どちらも止まらず進めて大丈夫です。

Press RETURN/ENTER to continue or any other key to abort: 和訳:「続けるならEnter、やめるなら他のキー」。 → Enterを押します。

Password: 和訳:「Macのパスワードを入れてください」。 → Macにログインする時のパスワードを打ち、Enterを押します。 ⚠️ 打っても画面には何も表示されません。それが正常です。

あとは終わるまで待ちます。初回は10分以上かかることがあります。

3. 「Next steps」を確認する

終わりに近づくと Next steps: という案内が出ます。 和訳:「次にやること」。 使っているチップ(0-3で確認したもの)で、次の作業が変わります。

チップHomebrewが入る場所PATH設定
Apple Silicon/opt/homebrew手順4が必要
Intel/usr/local原則不要(画面の指示に従う)

場所が違うのは故障ではありません。チップ世代による仕様の違いです。

4. PATHを設定する(Apple Siliconのみ)

インストール直後は、まだ brew と打っても見つかりません。 Macに「Homebrewはここにあります」と教える設定が要ります。 下の3行をまとめてコピーして、貼り付けて実行してください。

Apple SiliconのPATH設定(~/.zprofile に追記)
echo >> ~/.zprofile
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

1〜2行目は、~/.zprofile という設定ファイルへの追記です。 .zprofile は、ターミナルを開くたびに自動で読まれるファイルです。 これで明日以降のターミナルでも brew が使えます。 3行目は、いま開いているこの画面に同じ設定を効かせています。

なお、画面の Next steps: に出る案内文でも同じ設定ができます。 表示に zsh の文字が入っていることがありますが、どちらでも動きます。

5. 動作確認する

ターミナルに貼り付ける
brew --version
Homebrew 6.0.11

このようにバージョンが表示されれば完了です(数字は変わります)。

✅ ここまで出来たらOK

確認コマンド
brew --version

期待される表示:Homebrew 6.0.11 のようなバージョン表示が出る(数字は異なってよい)

そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。

Windows の場合

Windowsには、この仕組みがすでに入っています。winget といいます。 新しく入れる作業はありません。使える状態かどうかだけ確かめます。

1. wingetが使えるか確かめる

ターミナルに貼り付けて、Enterを押してください。

ターミナルに貼り付ける
winget --version
v1.13.10091

このように v で始まる数字が出れば、準備は完了です(数字は変わります)。 このページの残りは読まずに、次のページへ進んでください。

2. 「認識されません」と出た場合だけ

wingetが古いWindowsに入っていないことがあります。その時だけ、次の作業をします。

アプリ インストーラー(Microsoft Store) を開いて、入れる(または更新する)だけです。 wingetはこの「アプリ インストーラー」の一部として提供されています。

入れ終わったらターミナルを一度閉じて、開き直してから、もう一度 winget --version を試してください。

3. 管理者として実行する必要はない

この先の手順で「管理者として実行」は求めません。 普通に開いたターミナルのままで進めてください。

✅ ここまで出来たらOK

確認コマンド
winget --version

期待される表示:v1.13.10091 のようなバージョン表示が出る(数字は異なってよい)

そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。

📖 出てきた言葉

Homebrewホームブリュー

Mac用の開発道具を、コマンド1つで入れたり消したりできる仕組み。 次のページのNode.jsもGitも、これ経由で1行で入る。

wingetWindows Package Manager / ウィンゲット

Windowsに標準で入っている、ソフトをコマンドで導入・更新できる仕組み。 Macで言うHomebrewの位置づけ。これがあるので追加の準備が要らない。

パッケージマネージャpackage manager / パッケージマネージャ

ソフトの導入・更新・削除をまとめて管理する道具の総称。このページで用意したものが、まさにこれ。 開発道具のためのApp Storeのような存在。「入れ方がバラバラ」を防いでくれる。

PATHパス

パソコンがコマンドを探しに行く場所のリスト。ここに載っていない道具は「無い」扱いになる。 「入れたはずなのに command not found」の原因はほぼこれ。仕組みを知っていれば慌てない。

パスワードを入力しても画面に何も表示されない

それが正常です。ターミナルはパスワード入力を画面に映しません。 そのまま最後まで打って、Enterを押してください。

時間がかかりすぎて、止まっているのか不安になる

初回インストールは10分以上かかることがあります。 Command Line Toolsという大きな部品も一緒に入るためです。 プロンプトが戻ってくるまでは、閉じずに待ってください。

インストール後に command not found: brew と出る

和訳:「brew というコマンドは知りません」。 手順4のPATH設定を飛ばしたか、効いていない状態です。 手順4を実行してから、もう一度 brew --version を打ってください。 それでも出る場合は、エラー全文をコピーしてClaudeに質問します(2-7)。