非エンジニアのためのClaude Code
手順の表示

Windowsは機種や世代で画面表示が異なることがあります。手順と実際の画面が違ったら、 スクリーンショットを撮ってClaudeに聞いてください(聞き方は5ステップ目)。

ここは仕組みから学ぶ「詳しい版」です。設定を終わらせたいだけなら 全10ステップの手順書 が近道です。

Phase 2|ターミナル全7ステップ中 7つめ

エラーが出たときの正しい態度

このページのゴール:エラー全文とスクリーンショットを、そのままClaudeに渡して質問できるようになる

所要時間の目安: 15分動作確認日: 2026-08-15

手順

1. わざとエラーを出してみる

エラーに慣れる一番の近道は、安全なエラーを自分で出すことです。 下のコマンドは pwd の打ち間違いです。そのまま実行してください。

ターミナルに貼り付ける
pwdd

Mac の場合

zsh: command not found: pwdd

和訳:「pwdd というコマンドは知りません」。

Windows の場合

pwdd : 用語 'pwdd' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または
操作可能なプログラムの名前として認識されません。

長いですが、言っているのは「pwdd というコマンドは知りません」だけです。

何も壊れていません。パソコンが「知らない」と答えただけです。 エラー文は、怒られではなく状況説明のメッセージです。

2. エラー文を全文コピーする

いま出たエラーを、マウスのドラッグで選択してください。 自分が打ったコマンドの行から、エラーの最後の行までを含めます。

Mac の場合

選択できたら ⌘C でコピーします。

Windows の場合

選択できたら Ctrl + C でコピーします。 ターミナルによっては、範囲を選んだあと右クリックするだけでコピーになります。

ポイントは「読めなくてもいいから、全文を取る」です。 最後の1行だけでは、原因の手がかりが足りないことがあります。 英語を訳す必要はありません。訳すのはClaudeの仕事です。

3. テンプレートに貼って質問する

コピーしたエラーは、Claudeにそのまま貼って質問します。 下のテンプレートを使ってください。 今はClaudeアプリ(またはブラウザ版)に、Phase 3からはClaude Codeに直接貼れます。

Claudeの入力欄に貼る

ターミナルでエラーが出ました。 やろうとしたこと:(ここに目的を書く。例:道具のインストール) 打ったコマンドとエラー全文を、下に貼ります。 原因と、次に何をすればよいかを、専門用語を噛み砕いて教えてください。 (ここにコマンドとエラー全文を貼る)

「やろうとしたこと」を添えるのが最大のコツです。 目的が分かると、Claudeの答えは何倍も正確になります。

4. 画面を写して見せる

文字にしにくい時があります。設定画面の場所が分からない、見慣れないダイアログが出た、表示が崩れている。こういう時は、画面を写して見せる方が速く終わります。

まず、画面の一部を写してクリップボードに入れます。

Mac の場合

⌘ + ⇧ + ⌃ + 4 を押します。 指が4本必要ですが、これがクリップボードに直接入る組み合わせです。

そのあと、写したい範囲をドラッグで囲みます。 画面のどこにもファイルは作られません。クリップボードの中だけに入ります。

(⌃ を押さずに ⌘ + ⇧ + 4 だと、デスクトップに画像ファイルが保存されます)

Windows の場合

Windows + Shift + S を押します。

画面が暗くなったら、写したい範囲をドラッグで囲みます。 囲んだ画像はクリップボードに入ります。

次に、貼り付けて質問します。貼り付け先で操作が変わります。

貼り付け先貼り付け方
Claudeアプリ・ブラウザ版のClaude入力欄をクリックして、いつもの貼り付け操作
Claude Code(ターミナル)Ctrl + V

Mac の場合

⚠️ Macでも、Claude Codeへの画像の貼り付けは ⌘V ではなく Ctrl + V です。ここは間違えやすいところです。うまくいかない時は、画像ファイルをClaude Codeの画面にドラッグしても渡せます。

Windows の場合

画像ファイルをClaude Codeの画面にドラッグしても渡せます。

画像を貼ったら、ひと言添えてください。「この画面のどこを押せばいいですか」「この表示は正常ですか」。それだけで十分伝わります。

5. よく出るエラー3つの意味を知っておく

暗記は不要です。「見たことがある」状態にするだけで十分です。

Mac の場合

エラー文和訳よくある原因
command not foundそのコマンドは知りません打ち間違い/道具が未導入/PATH未設定(2-5)
permission denied許可がありません触る権限のない場所や操作だった
no such file or directoryそんなファイルや場所はありません名前の打ち間違い/今いる場所が違う(2-3)

Windows の場合

エラー文意味よくある原因
認識されません / not recognizedそのコマンドは知りません打ち間違い/道具が未導入/PATH未設定(2-5)
アクセスが拒否されました / Access is denied許可がありません触る権限のない場所や操作だった
パスが見つかりません / cannot find pathそんなファイルや場所はありません名前の打ち間違い/今いる場所が違う(2-3)

3つとも、パソコンからの「実行しなかった理由の説明」です。 意味が分かれば、次にどうするかをClaudeと一緒に決められます。

これでPhase 2は終わりです。 「エラーが出たら、全文コピーして質問する。見せた方が速ければ画面を写す」。 この姿勢さえあれば、この先で詰まっても必ず前に進めます。

✅ ここまで出来たらOK

確認すること:エラー全文をコピーでき、画面をクリップボードに写してClaudeに貼れる

そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。

📖 出てきた言葉

command not foundコマンド ノット ファウンド

「そのコマンドは知りません」というエラー。打ち間違いか、道具が未導入の合図。 この先いちばんよく見るエラー。意味を知っていれば、見た瞬間の恐怖が消える。

クリップボードclipboard / クリップボード

コピーした文字や画像を一時的に預かっておく、パソコン内部の置き場所。 スクリーンショットをここに直接入れられると、ファイル管理をせずにそのまま質問へ進める。

エラーが長すぎて、どこまでコピーすればいいか分からない

迷ったら、ウィンドウに見えている範囲を全部コピーしてください。 多すぎる分には問題ありません。 必要な部分だけをClaudeが読み取ってくれます。

画像を貼ったのに、Claude Codeが反応しない

⌘V で貼ろうとしている可能性があります。 Claude Codeへの画像の貼り付けは、Macでも Ctrl + V です。

コピーし直してから、もう一度 Ctrl + V を試してください。

それでも駄目な場合は、画像をファイルとして保存し、その画像をClaude Codeの画面にドラッグしてください。

何度もエラーを出すと、パソコンに悪影響がありそうで怖い

エラー表示そのものは、パソコンに何の害も与えません。 むしろ「実行する前に止まった」という安全側の結果です。 落ち着いて、全文コピーから質問へ進んでください。

同じコマンドを打ち直しても、同じエラーが繰り返し出る

連打で直ることは、ほぼありません。 2回同じエラーが出たら、それ以上打たずに質問へ切り替えます。 原因が分かってから打ち直す方が、結局早く終わります。