スラッシュコマンドを自作する
このページのゴール:自作の /コマンド が使える
所要時間の目安: 15分動作確認日: 2026-08-05手順
1. 置き場所の型を覚える
| 置き場所 | 効く範囲 |
|---|---|
~/.claude/commands/名前.md | 全プロジェクト |
.claude/commands/名前.md | そのプロジェクトだけ |
拡張子を除いたファイル名がコマンド名です。matome.md なら /matome になります。
2. コマンドのファイルを作る
今回は、作業の区切りで使う「まとめ」コマンドを作ります。
mkdir -p ~/.claude/commands touch ~/.claude/commands/matome.md open -e ~/.claude/commands/matome.md
次を貼って Cmd+S で保存します。中身は、Claudeに送りたい頼み事の文章そのものです。
ここまでの作業内容を、次の3項目で短くまとめてください。 1. やったこと 2. 決めたこと 3. 次にやること 専門用語には短い説明を添えてください。
3. 使ってみる
Claude Codeを起動して、何か少し作業した後に打ちます。
/matome
3項目のまとめが返ってくれば成功です。長い頼み事が1語になりました。
4. 引数つきのコマンドを作る
文中に $ARGUMENTS と書くと、コマンドの後ろに打った文字がそこに入ります。翻訳ならぬ「やさしい日本語化」コマンドを作ってみます。
touch ~/.claude/commands/yasashiku.md open -e ~/.claude/commands/yasashiku.md
次の文章を、専門用語を知らない人にも分かる日本語に書き直してください。 元の意味は変えないでください。 $ARGUMENTS
使うときは、コマンドの後ろに文章を続けます。
/yasashiku デプロイが完了したのでキャッシュをパージしてください
後ろに書いた文章が $ARGUMENTS の位置に差し込まれて、Claudeに送られます。
5. Skillとの関係を知っておく
実は、カスタムコマンドは4-6のSkillと同じ仕組みに統合されています。commands/matome.md も skills/matome/SKILL.md も、同じ /matome を作ります。
使い分けの目安は次のとおりです。
- 短い定型文を1語で呼びたい → コマンド(ファイル1枚で済む)
- 手順書+補助ファイルで育てたい → Skill(フォルダで持てる)
✅ ここまで出来たらOK
確認すること:セッション内で /matome と打つと、3項目のまとめが返ってくる
そうならない場合 → エラー逆引きページ を見てください。
📖 出てきた言葉
カスタムコマンドcustom command / カスタムコマンド
自作のスラッシュコマンド。~/.claude/commands/ に置いた .md ファイルの名前が、そのまま /名前 になる。
よく使う頼み事を1語に圧縮できる。打つのは3秒、効果は毎日続く。
/matome が候補に出てこない
ファイルの場所と名前を確認してください。~/.claude/commands/matome.md が正解です。
拡張子が .md になっているか、.txt になっていないかも見てください(1-3の拡張子表示が役立ちます)。
それでも出なければ、/exit で終了して claude で再起動してください。
コマンド名を日本語にしたい
動きますが、/ の後の入力や候補選びは半角英数字のほうがスムーズです。
迷ったらローマ字(matome、nippou など)にしておくのが無難です。