非エンジニアのためのClaude Code
手順の表示

Windowsは機種や世代で画面表示が異なることがあります。手順と実際の画面が違ったら、 スクリーンショットを撮ってClaudeに聞いてください(聞き方は5ステップ目)。

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Claude Codeで、こんなことができる

これは読むだけのページです

このページで分かること

  • Claude Code単体で何ができるのかを、一望できるようになる
  • 手持ちの道具(Notion・Slack・Figmaなど)と繋ぐ方法が分かるようになる
  • 繋ぐ前に知っておくべき安全の話が分かるようになる

Claude Codeは「コードを書く道具」として知られています。

ただ、実際にやっていることは違います。パソコンの中のファイルを読み、考え、書き換える。それだけです。だから使い道はコードに限りません。

このページは、公開まで終えた人が「次に何ができるか」を眺めるための一覧です。手順はありません。気になったものが見つかったら、その時に調べてください。

Claude Codeでこんなことができる

まずは、何も繋がない状態でできることです。あなたのパソコンの中だけで完結します。

作る

手順書を終えれば、すぐに始められる範囲

サイトやページを作る

紹介ページ、作品の一覧、社内向けのまとめ。手順書を終えていれば、URLで公開するところまで到達できます。

うちの店の紹介ページを作りたい。まず構成から提案して

自分専用の小さな道具を作る

毎回手でやっている集計や変換を、自分だけの道具にできます。人に配らないなら見た目は素朴で構いません。

この形式の請求書CSVを、会計ソフト用に変換する道具を作って

既にあるものを直す

他の人が作ったサイトやツールでも、中身を読ませて修正させられます。全部を理解していなくても進みます。

問い合わせフォームの確認画面に、電話番号の欄を足して

調べる・まとめる

手元のファイルを読ませる

大量のファイルを横断して読む

フォルダごと渡して、共通点や抜け漏れを探させられます。1つずつ開いて確認する作業がなくなります。

契約書フォルダを全部読んで、更新期限を一覧にして

表データを集計する

CSVやExcelを読み込んで、集計・比較・並べ替えができます。数式を覚える必要はありません。

この売上CSVを月別・商品別に集計して、伸びているものを教えて

議事録や長文を構造化する

話し言葉のメモを、決定事項・宿題・保留に分けて整理できます。書き起こしの整形に向きます。

この打ち合わせメモを、決まったこと・やること・保留に分けて

文章の下書きを作る

過去の自分の文章を読ませると、同じ調子で書かせられます。ゼロから書くより速く仕上がります。

去年の案内文を読んで、同じ調子で今年の案内を書いて

整える・自動化する

設定を育てると効いてくる範囲

自分のルールを覚えさせる

毎回同じ説明をするのをやめられます。CLAUDE.md に書いたことは、次回から前提として扱われます。

この書き方のルールを、次から毎回守るように覚えて

決まった手順を1語で呼ぶ

よく使う長い指示を、自作コマンドやSkillとして登録できます。

毎週の報告書づくりの手順を、1つのコマンドにまとめて

決まり事を機械に守らせる

Hooksを使うと、作業の節目に必ず決めたコマンドが走ります。やり忘れが構造的になくなります。

作業が終わったら必ず通知が出るように設定して

ファイルを整理する

散らかったフォルダの棚卸し、規則に沿った名前への一括変更ができます。

このフォルダの写真を、撮影日ごとのフォルダに分けて

道具と繋ぐと、こんなことができる

ここまでは「パソコンの中」の話でした。

外にあるサービス、たとえばNotionやSlackの中身は、Claude Codeからは見えません。だから今は、あなたがコピーして貼り付けています。

その手間をなくす仕組みが MCP です。繋ぐと、Claudeはそのサービスを直接読み書きできるようになります。

繋ぎ方は1行です。これはNotionを繋ぐ例です。

ターミナルに貼り付ける
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp

繋いだ後は、サービス側のログインを1回求められます。今つながっているものを確認したい時は、次のコマンドです。

ターミナルに貼り付ける
claude mcp list

Claude Codeを起動している最中なら、/mcp と打つと、接続状態の確認と再ログインができます。

以下は、接続方法が公開されていることを確認したものです。

全32件。「Anthropic公式」は標準で用意されているもの、「提供元公式」はそのサービスの会社自身が出しているもの、「有志製」は個人が公開しているものです。

仕事の道具

連絡・タスク・案件管理

SlackAnthropic公式

チャンネルやダイレクトメッセージを検索し、そこでの決定事項を読み取れます。

先週の#開発チャンネルで決まったことを、箇条書きでまとめて

公式ドキュメント
Notion提供元公式

ページやデータベースを読み書きできます。議事録から新しいページを作らせることもできます。

この打ち合わせメモを整理して、議事録のページを作って

公式ドキュメント
Asana提供元公式

タスクやプロジェクトの状況を読み取り、新しいタスクを作れます。

今週締め切りのタスクを一覧にして、遅れそうなものを教えて

公式ドキュメント
Linear提供元公式

課題(イシュー)の作成・更新・検索ができます。開発チームの課題管理に広く使われています。

この不具合をLinearに登録して、担当を自分にして

公式ドキュメント
monday.com提供元公式

ボード上の案件や進捗を読み取り、更新できます。

今月の案件ボードから、止まっているものだけ抜き出して

公式ドキュメント
Jira / Confluence提供元公式

Atlassianの課題管理とドキュメントに繋がります。課題の作成や仕様書の検索ができます。

ENG-102の内容を読んで、必要な作業を分解して

公式ドキュメント
Intercom提供元公式

顧客からの問い合わせ履歴を検索し、内容を分析できます。

今月の問い合わせを分類して、多い順に3つ教えて

公式ドキュメント
Zapier提供元公式

多数のサービスへの橋渡し役です。個別の接続先がない道具を繋ぎたい時の受け皿になります。

フォームに回答が来たら、その内容をスプレッドシートに書いて

公式ドキュメント

文書とファイル

資料・メール・予定

Google DriveAnthropic公式

ドライブ内の資料を探して、中身を読み込めます。複数の資料をまたいだ調べものに向きます。

去年の提案書を3本読んで、共通している構成を教えて

公式ドキュメント
GmailAnthropic公式

メールを検索して、必要な情報を取り出せます。

山田さんとの見積もりのやり取りを時系列でまとめて

⚠️ 公式コネクタでは検索・読み取りが中心です。送信は自分の手で行ってください。

公式ドキュメント
GoogleカレンダーAnthropic公式

予定を読み取れます。「来週の打ち合わせに合わせて資料を用意する」といった使い方ができます。

来週の予定を見て、準備が要る打ち合わせを教えて

公式ドキュメント
Microsoft 365Anthropic公式

SharePoint・OneDrive・Outlook・Teamsの中身を検索できます。会社の資料が多い環境向けです。

SharePointにある就業規則から、有給の扱いを探して

⚠️ 職場・学校のMicrosoftアカウントが必要です。

公式ドキュメント
Box提供元公式

Boxに保管したファイルを検索し、中身を読み込めます。

契約書フォルダから、今年更新期限が来るものを探して

公式ドキュメント

データと数字

表・データベース・利用状況

Airtable有志製

表形式のデータを読み書きできます。顧客名簿や在庫表の集計に向きます。

顧客テーブルから、今月契約更新の会社を抜き出して

⚠️ 顧客情報を扱うなら、読み取り専用のアクセス権で繋いでください。

公式ドキュメント
Supabase提供元公式

自分のアプリのデータベースに繋いで、中身の確認や修正ができます。

postsテーブルの構造を見せて。今の件数も教えて

公式ドキュメント
PostgreSQL / MySQL有志製

データベースに直接繋いで、日本語の質問で中身を調べられます。

今月の売上合計を出して。多い商品の順に並べて

⚠️ 読み取り専用の接続情報を使ってください。書き込み権限を渡すと事故が起きます。

公式ドキュメント
PostHog提供元公式

自分のサイトやアプリが、どう使われているかの記録を読み取れます。

先週の登録数と、どのページから来たかを教えて

公式ドキュメント
Datadog提供元公式

サーバーやアプリの動作記録を調べ、異常の原因を探せます。

昨日22時ごろのエラーが増えた原因を調べて

公式ドキュメント

開発とサイト

コード・公開・見張り

GitHub提供元公式

コードの保管庫に繋がります。変更の相談(プルリクエスト)や課題の作成ができます。

このリポジトリの未対応の課題を一覧にして

公式ドキュメント
Vercel提供元公式

公開サービスに繋がります。公開の状況や失敗の原因を確認できます。

さっきの公開が失敗した理由を、ログを見て説明して

公式ドキュメント
Netlify提供元公式

Vercelと同じくサイトを公開するサービスです。公開の設定や状況を確認できます。

このサイトの公開設定を確認して、独自ドメインの手順を教えて

公式ドキュメント
Cloudflare提供元公式

サイトの配信・ドメイン・保管領域を扱えます。このサイト自身もここで公開されています。

Pagesのプロジェクト一覧と、それぞれの公開URLを見せて

公式ドキュメント
Sentry提供元公式

公開したサイトで起きたエラーを受け取り、原因の調査までを任せられます。

今日いちばん多いエラーを読んで、直し方の候補を出して

公式ドキュメント
Playwright提供元公式

ブラウザを実際に操作させられます。作ったサイトの見た目や動作を自分で確かめさせられます。

作った予約フォームを開いて、送信まで動くか確かめて

公式ドキュメント
Webflow提供元公式

ノーコードで作ったサイトの中身を読み書きできます。

ブログの記事一覧を取得して、タイトルを見直して

公式ドキュメント

デザイン

デザインデータから作る

Figma提供元公式

デザインデータを読み取り、その通りの画面を作らせられます。デザインと実物のズレが減ります。

このFigmaの画面を、そのままの見た目で作って

公式ドキュメント
Canva提供元公式

Canvaのデザインを扱えます。資料や画像の制作を会話で進められます。

この内容で、告知用の画像のたたき台を作って

公式ドキュメント

お金と商売

決済・顧客・ネットショップ

Stripe提供元公式

決済のデータを扱えます。売上の確認や、支払い機能の組み込みに使えます。

今月の決済件数と返金件数を出して

公式ドキュメント
PayPal提供元公式

取引や請求書のデータを扱えます。

先月の入金を一覧にして、未入金の請求を教えて

公式ドキュメント
Square提供元公式

店舗の決済・商品・顧客のデータを扱えます。実店舗の集計に向きます。

今週の店舗売上を、商品カテゴリ別に集計して

公式ドキュメント
Shopify提供元公式

ネットショップの商品・注文・顧客のデータを扱えます。

在庫が5個を切っている商品を教えて

公式ドキュメント
HubSpot提供元公式

顧客管理(CRM)のデータを読み書きできます。商談の状況をまとめさせられます。

進行中の商談を金額順に並べて、次の打ち手を提案して

公式ドキュメント

ここに載っていないサービスでも、そのサービス名と「MCP」で検索すると見つかることがあります。数が多く、増え続けているためです。迷ったらClaude本人に「◯◯とMCPで繋げますか」と聞くのが速い方法です。

繋ぐ前に知っておくこと

繋ぐことは、便利さと引き換えに権限を渡す行為でもあります。まず3つ守ってください。

1つ目、信頼できる提供元だけを繋ぐこと。カタログの「提供元公式」はそのサービスの会社自身が出しているものです。「有志製」は個人が公開しているもので、中身を確かめる責任は使う側にあります。

2つ目、読み取りだけで足りるなら、読み取り専用で繋ぐこと。特にデータベースは、書き込み権限を渡すと消える事故が起きます。

3つ目、会社のデータを繋ぐ時は、必ず許可を取ること。顧客情報や契約書が相手なら、これは技術の問題ではなく責任の問題です。

⚠️ もう1つ、知っておいてほしい仕組み上の弱点があります。これをプロンプトインジェクションと呼びます。外部の文章を読ませると、その文章の中に「AIへの指示」が仕込まれている場合があります。Claudeがそれを本物の指示と誤解して動く危険が、原理的に残ります。公式ドキュメントもこの点を注意として挙げています。知らないサイトやファイルを読ませる時は、そのまま実行させず、内容を見てから進めてください。

道具の使い分け

進むにつれて、手元の道具が増えます。役割が違うので、どれかに一本化する必要はありません。

道具役割使い始める時期
VS Code書く場所。ファイルの中身と、Claudeがした変更を目で見る最初から
Claudeアプリ相談相手。画面を写して貼り、聞く詰まった時
ターミナルClaude Codeを走らせる場所。VS Codeの中にも内蔵されている最初から
cmux / wmux複数のClaudeを並べて走らせる台。Macはcmux、Windowsはwmux待ち時間が惜しくなってから

迷いやすいのは、最初のVS CodeとClaudeアプリの関係です。こう考えてください。

VS Codeは作業机です。ファイルが並び、Claude Codeがその場で書き換えます。日々の作業はここで完結します。

Claudeアプリは相談窓口です。画面が読めない、設定の場所が分からない、エラーの意味が分からない。そういう「作業の外側」の困りごとを、スクリーンショットを貼って聞く場所です。ターミナルに文字で説明しづらいことほど、こちらが速く終わります。

cmux / wmux は、ずっと後です。1つのClaudeで足りているうちは要りません。詳しくは複数の作業を同時に回すにあります。

もっと深く知る

このサイトには、代表的なものについて、もう少し詳しい紹介ページがあります。

外部の情報源は、この2つで足ります。

📖 出てきた言葉

MCPModel Context Protocol / エムシーピー

Claudeを外部のサービスやデータに繋ぐための共通の決まり事。Anthropicが公開している。 これがあるから、コピペせずにNotionやSlackを直接扱わせられる。応用の入口。

プロンプトインジェクションprompt injection / プロンプトインジェクション

外部の文章に「AIへの指示」を仕込み、AIを誤作動させる攻撃手法。 外部と繋ぐほど当たりやすくなる。だから「確認してから実行」の癖が守りになる。